キューティクルオイル(ネイルオイル)とは?
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「爪を育てるにはキューティクルオイルを塗りましょう」
「爪を乾燥から守るためにはキューティクルオイルがオススメですよ」
「ご自宅でのネイルケアの後にはネイルケアオイルを塗りましょう」
などキューティクルオイルやネイルケアオイルという言葉を頻繁に聞くシーンも最近は増えてきました。ただ、
「そもそもキューティクルオイル(ネイルケアオイル)って何?」
「キューティクルオイルを塗ることが大事なのはわかってはいるが、毎日こまめに塗ることで具体的に何がどう良いのか?」
と疑問をお持ちの方も多いと思いますので、キューティクルオイルとは何か?その説明を行いたいと思います。
まず、キューティクルオイルとネイルオイル、ネイルケアオイルは基本的には同じものです。
単に呼び方が商品の発売元によって異なるだけで、同じものだと思ってください。
爪の伸び方と爪のトラブルの原因
次にオイルの詳しい説明の前に「爪の伸び方」について先にご説明したいと思います。
人の爪成長は個人差もありますが平均一日約0,1mm、生え変わるのに約半年かかると言われています。
特に秋冬の間は気温も低く寒くなり、新陳代謝も悪くなりますので夏よりより伸びるのに時間がかかります。
ですが、爪にキューティクルオイルを塗ることで爪を作る細胞に栄養分が補われ、爪の成長を促進し、新陳代謝が活性化し、傷んだ爪を早く追い出すことができます。
毎日頻繁にオイルを塗っている方が、1ヶ月程で爪は全部生え変わらないにしても爪から透けているピンクのお肉の部分が縦長に伸びた方もいらっしゃいます。
また、二枚爪、爪が折れたり・欠けたり、爪の縦筋、ささくれなど爪のトラブルのほとんどは「乾燥」が実は原因です。
食事などの栄養の偏りが主な原因と思われがちですが、もちろん原因の一つにはありますが、一番の原因は「乾燥」なのです。
なので、キューティクルオイルはそんな一番の乾燥から爪と爪周りを守ってくれるという嬉しい役割もあります。
キューティクルオイルを塗るとどうなる?
キューティクルオイルを塗ることで、爪を作る爪の根本から栄養分が浸透して、これから生えてくる爪を、強く健康にしてくれます。ささくれなどはキューティクルオイルの効果を特に早く実感してもらえると思います。
また、指先の硬くなった角質が気になる方は、まめにオイルをつけることで徐々に皮膚が柔らかくなっていきます。
乾燥のせいで甘皮が多く、爪表面に縦筋がはっきりとある方もキューティクルオイルをこまめに塗ることで徐々に改善されていく効果もあります。
ここで、『お肌はスキンケアし過ぎるのもよくないと聞いたことがあるのですが…』とおっしゃる方もいらっしゃると思います。
皮膚には皮脂腺という毛や皮膚をなめらかにする皮脂を分泌する腺があって、確かに甘やかしすぎると皮脂腺が自ら皮脂をだす力を弱めてしまう、という説もありますが、年齢とともに皮脂はきちんと出なくなるのだから、スキンケアはしっかりするべき、という説もあります。
では爪はキューティクルオイルで一日何回でも塗っていいのですか?と思われる方もいらっしゃると思います。結論としましては、手の平や爪回りには皮脂腺がありませんので、しっかり何度でも塗っていただき、こまめに保湿してあげてください。
こまめに塗れば塗るほど効果が出やすいのがキューティクルオイルです。
以上がキューティクルオイル(ネイルケアオイル)とは何か?という説明です。
キューティクルオイルは爪に栄養分をまわすための成分が配合されたオイルで、爪の成長や保湿を促進してくれるもの、と思っていただければと思います。
ただ、実はキューティクルオイルには、鉱物油と植物油という大きく分けると2種類の主成分のものがあり、その効果や役割がはっきりと異なってきますので、ご注意ください。